法事

 昨日は父親の七回忌だった。兄弟や叔父、従兄弟など2〜30人ぐらいが集まった。浄土宗のお寺で法要をしていただいた。そのお寺のご住職が、日頃疎遠な我々に対して、仏教の根本的な教えの一部を教えてくださった。五行にまつわる五色の由来など興味深い話であった。仏教では、死後極楽浄土へ行けることを願っている。死後の世界と現実の世界の区別をしているようである。そして、すべての人はいつか死ぬのであるから、死後の世界への恐怖をなくす意味でも、死後の世界をすばらしいものにしているのだろう。
 現在生きている人へ、生きていることのすばらしさを伝える意味もあると思う。仏教で、先祖の供養をする時に、自分という人間の意味を考え、現在を正しく生きる心を思い起こさなければいけませんね。