生命

 最近、サプリメントが話題になっているが、30年以上前から薬の弊害を指摘し栄養補助食品の必要性について指摘していたのが、三石巌氏である。物理学者でありながら、生命現象を物理化学的に解明し、活性酸素が癌の原因になっていることを最初に言い出した人でもある。その彼がが生命を表現する際、ろうそくの炎に例えていた。ろうそくの炎が燃えることと命の炎が燃える事が非常に似ているのである。つまり、人間は食事をして消化器官から栄養を血管の中に入れ込みます。その後、栄誉は全身の細胞に行き渡ります。その時、酸素と栄養分が燃焼して生命の活動が起きるのです。生化学の分野ではクレブスサイクルといって、栄養分が酸素と燃焼しその際様々な種類にビタミンが使われます。特に重要な物質はユビキノンという補酵素で、これが実はCoエンザイムQ10なのです。この物質は補酵素ですからタンパク質の一種ですが、その働きがビタミン的に作用するので、重要な栄養補給食品といえます。この物質の重要性については三石先生は以前から指摘しておられましたが、日本では数年前ま栄養補給食品として認められていませんでした。コノクレブスサイクルの過程の過程の中で、細胞が燃えて熱の発するのです。体温があるのはこのためです。
 生命の炎おを燃やすというのは、単なる比喩はなく実際に体の中で細胞が燃えているのですね。それではその生命は一体どこにあるのでしょうか。自分の肉体が自分という人間なのでしょうか。栄養補給をして命の炎を燃やしている自分のからだが自分なのでしょうあk。そうではありません。自分の体を燃やして生命の炎を燃やしている自分は自分の体を使っているだけなのです。自分という生命の本体は自分とは別なのです。自分のからだを健康に保つことが自分という生命体を活力を持って維持するためには当然必要です。