和風スポーツカー

 スポーツカーと言えば、ヨーロッパの色々なメイカーがあり、世界中で人気がある。ところが、純国産のスポーツカーが今、世界の注目を集めているという。光岡自動車という日本の小さな自動車が会社が作った<おろち>というスポーツカーが世界で注目されているのである。この会社は小さな自動車会社であるが、大手のメイカーから調達した車を外見を全部やりかえて、全く別の車に仕上げてしまうという会社である。この会社が、全て自社開発で作った車が<おろち>である。フェラーリやポルシェやメルセデスなどが横にならんでも全くひけを取らない個性に満ちた車である。この車、約7年前から販売しているそうだが、最近海外からの注文が多くなり、海外に販売拠点を作っているという。アラブのお金持ちが、いくらお金がかかってもいいから左ハンドルの車を作ってほしいというオーダーが入っているらしい。
 そして、今回ジュネーブのモーターショウで出展されたのが、日本人のデザイナー奥山清行さんがエンジンを日本のメーカーから調達し、モディーという日本の小さなメイカーに依頼して作り上げた車だ。日本オリジナルのデザインと性能を有する個性的な車の誕生である。今後、このような会社が世界の市場で大きくなるとすれば、非常に楽しいことである。