病気の発症

 寝不足だったり、疲れが溜まった時にはぐきが腫れたり痛みが出たりよくします。これは、実際の紡機の原因は歯ぐきの細菌ですが、全身の健康状態が悪くなっていることが病気の引き金になることがあるのです。つまり、病気が発症した時に、その原因のみではなく全身の健康状態を良くすることが必要になるのです。これは歯の病気に限りません。全て病気においてこの原則があてはまります。治療をするほどの病気ではなくても、全身の健康状態を向上させることは、病気の発症を予防することにもなるわけです。
 ところが、現在の医療はほとんどが発症した後の治療に重点がおかれています。予防のための対策を講じることがどれだけ重要かはわかっているはずですが、具体的な対策は整理されていません。全ての病気の予防が可能であれば、その取り組みをすることが医療費の抑制にも効果があることは明確です。現在の医療制度抜本的に改革して、予防にも健康保険が適応できるような制度を作ってはいかがでしょうか。政治家や医療関係の重鎮がこのような具体的な方策をもって頂くとおもしろいのですが。