湯の伝導師

 今日の毎日新聞によると、東京ガスではお風呂の効果的な利用法を研究するために東京ガス都市生活研究所を設置している。その所長、早川美穂(44)さんが入浴法について具体的な方法を約50種類ほど集め一冊の本にまとめたという。この本の反響が大きく100件を超える講演依頼や雑誌取材が殺到しているという。例えば、<足がむくんだ時はふくらはぎの内側に温水を1分、外側に冷水を3〜5秒。これを3セット>、<食欲不振にはみぞおちから指3本分下、脇腹方向に指3本分のところにシャワーを>といった具合に具体的な内容が満載されているようだ。
 この方は自分の仕事を会社の仕事と割り切るのではなく、自分の独自のアイデアで会社を超えた社会貢献をしている。何事もその分野のことを徹底的に取り組んでその道のスペシャリストになれば、新しい道が開けるのですね。