宮崎県知事

　そのまんま東（東国原英夫）氏が宮崎県知事になって、その直後にまた鶏が大量死し、テレビに連日出演している。鳥インフルエンザの本当の怖さは、このウイルスが人に感染する危険性があるという事である。現在すでにアジア地域で数百人の人が死亡しているのである。宮崎の養鶏場への感染ルートは渡り鳥である可能性が非常に高い。という事は、既に九州各地にウイルスは拡散している可能性がある。道ばたや土などに混じっているウイルスが犬や猫を媒体として、いつ人間に感染するかわからない。ペットを飼っている人は特に散歩後の手足の清掃を入念に行う必要がありますぞ。
　で、選挙の話であります。そのまんま東氏の当選は、全国の政界関係者を驚かせている。風が吹けばほんの短期間のうちに選挙で勝てるのである。長年職業として政治をやっている人にとっては脅威であるし、今政治に関心のある人にとっては心強い出来事がおきた訳である。今回の宮崎では、選挙民が人に頼まれたからではなく、自分の意思でそのまんま東氏に投票した人が多かったという。投票率も60%を超えていたことからわかるとおり、県民の選挙への関心が高かった。これが非常に重要なことだと思う。一般庶民の人たちが今まで政治に対して無関心すぎたのでないか。社会全体のあり方にもっと関心を持って、政治に参加するチャンスである選挙をもっと自分たちの主体的なものにしたいものだ。