オバマ氏アメリカ大統領就任式

 アメリカ大統領の就任式を生まれてはじめてテレビで見た。もちろんオバマ氏の演説が聞きたかったからだ。過去の大統領の登場から始まり、家族の登場、最後にオバマ氏等の新スタッフの登場だった。歌やヨーヨーマの演奏などの後、牧師の祈りなどがあった。この牧師さんの祈りを聞いていて涙が出てきました。新しい大統領とその家族、スタッフ達をお守り下さいと彼が訴えるその言葉は、今回の就任式では特別な非魚籠を持っていた。単なる祈りではなく、現実に起こりうる妨害を真剣に防ぎたいという彼の思いがひしひしと伝わってきた。
 そして、オバマ氏の演説、前大統領のブッシュ氏へのねぎらいの言葉から始まり、今アメリカがおかれている厳しい状況を打破するためには、全ての国民が勤勉に希望を持って働かなければならないという趣旨のものだったと思う。その演説の中で、世界の平和の為にイスラムの人とも話し合いで和解するという彼の思想が表明された。彼が大統領としての宣誓をする際、自分の名前を、バラクフセインオバマとハッキリと言ったことにも現れている。むしろアメリカ内部に強い反発が起きることも覚悟の上でのちから強い言葉であった。就任演説の内容は前もって考察されたもので、使う言葉も吟味されていると思う。それなのに、彼の演説は原稿なし、常に聴衆に目を向けたものだった。