春雷

Inoue_Hideto2007-04-13

 今日の夕方、雷がなり雨が降りました。昔は、この春雷により、獣たちが冬眠からさめると言われていた。ところが、今年は暖冬で動物たちは冬眠するまでもないような気候だったようだ。今年のような暖冬が毎年続くのかどうかわからないが、確実に地球は温暖化しているようだ。でも、地球人は賢いのだから、その対策をきちんととることもできるはずだ。
 考えてみれば、地球の気候は数億年の単位で大きく変化している。現在ジャングルであるアマゾンの地域はずっと昔は温帯地域で高度な文明が栄えていた形跡があることが知られている。チベットの地層から魚介類の化石が見つかったことから地殻変動により海だった地域が高山になったりするのである。たとえ地球温暖化が加速しても、人類にとって住みやすい場所が今の地域ではなくなったり、住み方を工夫することによってなんとか生きていく方法を考えるのだと思う。また、地球が温暖化したからといって、地球にしてみればが困ることでもなんでもない。人間の存在なんて、地球の歴史の中ではほんの些細なことであるのだ。ただ、言えることは、人類が地球上の様々な動植物に危害を加え、その結果人類が住みにくい環境にしてしまったことは事実である。
 大自然の大きな力には到底太刀打ちできないのだから、与えられた環境をいかに大事に使うのかという点に焦点をあてて、人類みんなで知恵を絞らなければならない時代に突入してきたように思えるのです。隣のひとと争っている場合ではありませんぞ。